TOEICの概要(リスニング Part 1 )

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こんにちは。

今日は TOEIC の Listening について説明させていただきます。

前回のブログでも述べました通り、 Listening にはPART 1~4 の4つの問題パターンがありますので、1つずつまとめさせてもらいました。まず Part 1 です。

Part 1 は、1枚の写真画像を見て、英語で読まれる4つの選択肢の中から、その画像と矛盾しないものを選んで該当するマークシート部分を塗りつぶすというものです。

具体的には下の問題を見てみましょう。

(この写真ではかわいいのでアニメのスヌーピーが登場していますが、実際の問題では完全な写真形式で出題されますのでアシカラズ。あと実際の写真はモノクロだと思います。)

選択肢:(A)They are reading books.  (彼らは本を読んでいる)
(B)They are playing baseball.  (彼らは野球をしている)
(C)They are crossing a street.  (彼らは道路を横断している)
(D)They are beautiful.  (彼らは美しい)

この問題では、画像のみが問題用紙に印刷されいるだけであり、選択肢は印刷されていません。問題の選択肢は、それぞれ1回だけ Native Speaker が発声した音声を、私たちがその耳で聴いて正解を判断するのです。

難しそうでしょ?

実際、ほぼナチュラルスピードで淡々と4つの選択文が発声されていくなかで、1つの文で??となってしまうと後のフレーズを聞き逃してしまうなど、パニックになることも十分にあるのです。
選択肢の文は割と簡単なものではあるのですが、時間があまりないので、これは画像に合っているかどうかを考える余裕が持てないため、どうしても直感的に判断する必要があります。
ここのところが、問題パターンを十分に把握し、繰り返し慣れていくことが大切と考える所以であります。

正解は明白ですよね。
(A)(B)は論外、(C)が正に写真の状態を表していますので、これが正解。
(C)は迷うところですが、この画像だけでは彼らが美しいかどうかはわからないので、矛盾していると考えます(この考え方重要だと思います)。

ここで「矛盾しないもの」というのが曲者で、普通なら ‘画像内容と一致するもの’ と書けばよいのですが、そうは問屋が卸さないわけです。
例えば、選択肢の中で正解(C)を次の文に置き換えてみましょう。

They are walking.  (彼らは歩いている)

どうですか。これでも正解なんですが、実戦では先に問題用紙が配られており、画像を先に見ているため、私たちはその画像を見て「あ、みんなが横断歩道を渡っているな」という印象を持たされてしまいます。単に「歩いている」では えっ! と思ってしまい、戸惑っているうちに次の文の音声が始まってしまうようなこともありえます。
柔軟に対処していくには、やはり慣れが必要であり、繰り返し練習する必要があるのです。

感想 ・・・ 奥が深い~

次回は Listening PART2 です。 また見に来て下さいね。ありがとうございました。

 

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