TOEICの概要(リスニング Part 2 )

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こんにちは。
今日は Listening Part 2 の概要です。

問題形式はと言いますと、

1.ネイティブが発声する1つの質問を聞きます。

2.次にその質問に対する3つの回答文を聞きます。

(質問・回答文は問題用紙に印刷されておらず、それぞれ1回だけ聞くことが出来ます)

3.私たちは、その3つの選択肢の中から、質問に対する最適なものを選びだし、該当するマークシート部分を塗りつぶします。

 

例えば、こんな感じです。

(質問)Where do we make a turn? (どっちに曲がればいいですか。)

(回答)

(A)  At  eight  thirty.

(B)  To  the  left.

(C)  Because  it’s  easy.

 

この問題のカギは、質問文の出だしの疑問符または助動詞・be動詞などです。

When なら回答は「いついつ」(時を表すもの:年月日・日時・曜日・朝昼晩 など)

Where なら回答は「どこどこ」(場所名、前置詞は at,  in,  on など)

What なら回答は「なになに」

How   or   Why なら回答は「どのように~した or ~だからだ・~のために など」

助動詞・be動詞なら回答は「Yes ~ ,   No ~   など」

 

このように質問の出だしで即時に回答のありかたを類推しなければなりません。あたふたと迷っていればすぐに次の文が読みだされ、ついていけなくなってしまいます。逆に割り切っていえば、質問の出だしのみで回答を判断していけば、ある程度の回答率が獲得できるということですので、今の自分の英語力に応じてどう対処していくかを、事前に決めておくのが良いかもしれません。

この問題の解答は (B)

(A)は時刻ですので When で問われたとき、(C)は理由なので Why で問われたときの答えです。

 

単純ではありますが、ただこの問題でも注意すべき点があります。

例えば、正解(B) を次のように換えてみましょう。   I  have  no  idea.

質問が Where ですので、つい答を「場所」に絞ってしまいたいですが、「わかりません。」でも意味が通りますよね。瞬間的な判断では、こういうことも慣れておかなければならないわけです。

公式問題集の問題 Part2 の解説では、「この回答が対話の流れとして適切」と指摘されている部分が非常に多くみられます。直接的な答えにはなっていなくても、対話の流れとしては意味が通るのであれば、選択すべき適切な回答となりうるわけです。この考え方は十分に理解しておく必要がありそうです。

 

次回は Listening  Part3 です。 また読んで下さいね。

ありがとうございました。

 

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